梨ノ箱

ツイートするには長すぎることを。

私の「好き」のルーツ

ふと、好きなゲームや漫画について考えてたんですよ。

その作品たちの共通点は、本筋はしっかりあって、その中でも生活の中で自然に(美味しそうな)料理が出てくるものが好きなんだな……って今更気付いたんですよね。
食がテーマなものではないです。

 

これってなんでなんだろうと思いまして。

 

そもそもの私の性癖(好きなキャラたちが美味しいものを食べて日常を過ごしてるのが好き)の始まりって常々どこなんだろうと思ってましたけど、幼少期の絵本ではないかという結論に達しました。

(「ぐりとぐら」、「からすのぱんやさん」、「はらぺこあおむし」、「こぐまちゃんのパンケーキ」、「バーバパパのジュース作りの回」…もう少し大きくなってからは「わかったさんシリーズ」…)

上記の絵本を読んだことがある方はわかると思いますが、美味しそうなものが出てくるラインナップとなっております。

 

なんかそれって…、三つ子の魂百まで、ではないですが、幼少期から核がブレてないってことだよなぁと思って、謎の感心が生まれました。

 

ここで改めて好きなゲームについて考えてみる。

私の中で心のバイブルになってるのは64のマリオストーリーなんですよ。マリオシリーズの中でもどっちかと言えば、邪道な方じゃないかなあ、あれ。

RPGなんですけど、他のマリオのRPGのゲームと比べるとグラフィックがかなりファンシー。

全てがペラペラの紙みたいな表現がされてます。飛び出す絵本のような世界観です。

ペーパーマリオシリーズの原点ですね。

これがもう、本当にしつこいくらいに周回してました。多分二〇回以上は繰り返しやってました。よく飽きなかったよなぁと思うくらい。世界観も、BGMもとんでもなく気に入ってました。あと、難易度が私にとってはかなりちょうどよかったのが大きいですね。王道であるところのスーパーマリオ64もプレイしたことはあるのですが、あれは私には難しすぎたので…。

 

よくよく考えたら、そのゲーム中で料理好きな女性のキノピオ・キャシーさんのところにめちゃくちゃ通ってた…。
その人にアイテム(キノコとか)渡すと料理して返してくれるんですが、物によっては普通にアイテムを使うよりも回復量が増えたりして便利なんですよ。

渡す物によって料理も当然変わるんですが、結構なレパートリーがあって、ストーリー進めるとアイテムを2種類渡して料理してもらうことも出来まして。
何を渡したら何が作られてどんな効果があるのかとか大学ノートに片っ端から書いてた覚えがあります。
絵本みたいな世界観だから出てくる料理もポップで可愛くて。

 

それから、MOTHERシリーズも大好きなんですけど、あれは回復アイテムが食べ物だったりしてまして。
瀕死の中よくハンバーガー食べさせてましたね…。あと、最初に主人公の名前と一緒に、好物まで決めさせられるしな……その好物をお母さんが作ってくれたりとか…懐かしい…。

何故か食べ物が重要なキーアイテム(それがないと先に進めない)なときもあったし…いちごとうふとか……。
マジックプリンとか…。
アイテムに関する説明文とかいちいち全部読んでましたねえ。小ネタ大好きでして。

 

漫画もハチクロとか3月のライオン好きだし……ハチクロは独創的な料理は置いといて、地味に他のものが美味しそうだったりね…丼重ねた天丼とか…3月のライオンは和菓子美味しそうだし、素麺の漬け汁に至っては描いてあるの参考に作ったこともあります。……あれ、美味しかったな〜…。そろそろまた作ろうかしら…。

 

ここまでで、やったことある人は恐らく「お前、FF15好きだろ」と思われた方もいるかもしれませんね…FF15は野営が出来ますが、その夜に仲間(CV宮野真守の超ハイスペックイケメン)が料理を作ってくれて、物によっては翌日にバフ効果が付くというありがたい仕様があり、確かにめっちゃキャンプさせました。

あと、クエスト依頼は飲食店(出店的なところからレストラン、バーまで)で受けることが出来るんですが、そこでも料理を食べることが出来ます。
ここでもバフ効果付きます。野営より付きます。
やっぱりめっちゃ食べさせました。
そして食べさせると勝手にそのレシピを習得したりするハイスペックな仲間(CV宮野真守)。指パッチンして閃いた感出してきます。

ええ…これだけ挙げられるくらい、FF15も好きは好きです。

 

でもシステム面とかストーリー面的に、どうもめちゃくちゃハマり込むには至らなかったのです。
前述の通り、キャンプ飯をしたいから野営させたいのに、野営だと効率悪い面があったんです。
それが敵を倒した時の経験値が夜に精算されるというシステム。

この精算がな〜…豪華なホテルに泊まるほど、経験値量が増える(2倍になったりする)んですよ…。
野営だと1.0倍…つまり全く増えないんです…。
なので得られた経験値が多いほど、豪華なホテルに泊まりたいんです…手っ取り早くゲームを進めるなら野営よりホテルに泊まった方がいいわけですよ。

加えて、時間経過があるゲームなので(日付はないけど、時間は経つ)、敵倒してたらあっという間に暗くなる…→夜は移動が出来ない(夜に出てくる敵が異様に強い)→ずっと戦闘に明け暮れるわけにもいかない
みたいな……この…不便な…….システム…。

しかも移動は車なんですが、車移動も地味に時間かかる(乗ってるだけで日が暮れるようなときもある)ので、最初こそキャラ同士のお喋りやモーションではしゃいでた私ですが、慣れてくると面倒になってきてしまいまして。
移動スキップもありますが、スキップすると少しながらギル(お金)取られます…。

 

あと終盤のストーリーとダンジョンがキツすぎて……。
どうしてもやり直したくならないんですよ…。

でもな〜〜キャンプ飯とか飲食店のご飯システムは本当に好きだったんだよな〜〜〜。

 

そんな私がペルソナにハマるのって必然だったのかもしれない………
要所要所に出てくる食べ物よ……
ルブランのカレーとかコーヒーとか、じゃがりことか…カップ焼きそばとか…もんじゃとか…。

 

書いてて思ったけど、食もそうだけど、小ネタとか細かい部分があるものが好きなんだなって思いました。

これまでで挙げたゲームは、モーションが地味に凝ってたりするんです。

キャラ固有の動きがあったりとか。

食にしろモーションにしろ、キャラクターが「生きてる」と思わされるものが好きなのかもしれないですねえ。

食って生と直結するものですし。

 

一人でまとめて一人で納得しました。