梨ノ箱

ツイートするには長すぎることを。

はじめての薄い本作り

今更…今更ですが…。

この度、私は初めて薄い本(薄くない)を作りました!!!!1人で!!!まあ作ったの去年ですけどね!!!この記事を書くのが遅い!!でも書かないと忘れてしまうので覚え書き的な感じで!!!

 

人間やればできるもんなんですねえ……いやあ……すごい…。未だにしみじみする…。

 

ここで言う薄い本っていうのは、印刷所さんに頼んで作るものを指します。

コピー本も立派な薄い本だともちろん思っていますが、印刷所さんに頼んで作るというものが、やっぱり主流だよなぁ……という気持ちがありまして。

今回はこちらについてです。

コピー本は過去に一度だけ作ったことがありますが、それは漫画だったのと、友人にかなり手伝ってもらったものでした。それもそれで楽しかった覚えがあります。

 

今回は漫画ではなく小説でした。

本屋さんにありそうな、カバー付きの文庫本!これ、本当に憧れでした……!!

一度、そういった本を買ったことがあって、かなり感銘を受けたんですよね…。

その方の本にはバーコードまで付いているという徹底ぶりでしたが、そこまですると同人誌感が薄れすぎてマズイかな?と思って、私は付けませんでした。その方の批判ではなく…。単純に私が不安なだけです。

本棚に並べても全く違和感がないというのを目標にしました。

あまりにもありがたかった…先人様のブログ記事…。「同人誌 作り方」とか「同人誌 印刷所」、「同人誌 小説 文庫本」とかかな?で検索して出てきた方の記事を何度参考にしたか…。

結論として、パソコンを使わなくても同人誌は作れました!!!

私が使用したのは専らiPadでした。

 

使用したアプリだったり、設定はその先人様が出していたものをかなり参考にしながらも、微妙にアレンジしたりして。

あとは、普通の文庫本(同人誌ではない)をめちゃくちゃ見たりとか。

特に行数や一行あたりの文字数は結構悩みました。

 

そして、今回、イベントに出るわけでもなかったので、とりあえずの締切を設定しつつ、それよりも早めに入稿しました。早割目的です。

 

今回私がお願いした印刷所さんはスターブックスさんですが、かなりHPが親切でめちゃくちゃ助かりました。特にクリスタの使い方(表紙やカバーデザイン等でクリスタ使用のため)。というかテンプレ置いてくれてたのもまたありがたかった…。

 

何もかも初めてだったので、原稿をPDF化してファイル名はこれでいいのかとか細かいところまで不安で仕方なかったですが、しっかり書いてくれててとてもありがたかった…。

 

 

反省点

・カバー表の文字がちょっとギリギリすぎる?

・ノドが広すぎた…?(ガバッと開けない人にはちょうどいいかも?)

・紙が軽いせいか少しウェーブしてきた(1ヶ月ほど置いた結果)

・扉ページの枠がちょっとでかかった。もう少し小さくした方が良い気がする。

・文字がもう少し大きくてもいいような気もする(フォントの影響かも?)

→文字を少し大きくして行数を減らす?

 

作って良かったこと

・表紙とかカバーのデザインを考えるのが楽しい

・中に入れる小説を書くのが楽しい(再録集で書き下ろしは三本のみだったせいかも?)

・本を作っている方々の大変さを知れる→有り難みが爆上がりする

・自分の性癖の塊を続々と形にしていけて、それが完成されたものとして、最終的に手元に届くのがあまりにも感動する

・なんか自信が付く

 

 

総括としては、また作りたい!!!!

に、尽きます。

とはいえ、在庫はまだまだありますし、いろんな兼ね合いから作ることはしばらくは難しそうですが……。。

次は再録集じゃなくて一冊丸々書きたいなぁなんて思ってます。言うだけタダ。

 

最終的な野望は、作った本を携えてイベントにサークル参加すること…。これはもうずっと言っていく…。その野望が果たされるのはいつの日か…。